時系列でレコードを記録【レポート作成スナップショット】

概要

「レポート作成スナップショット」という標準機能を使用して時系列でレコードを分析します。
過去時点のレコードをカスタムオブジェクトで管理するので、レポートの作成やCRM Analyticsの分析時に活躍します。
通常のレポートは、レポート実行時のレコードを表示しており、過去時点のレコードは把握しません。
スナップショットの設定方法に少し癖がありますが、慣れたら使い勝手の良い機能となります。

参考資料:レポート作成スナップショットを使用した履歴データのレポート

設定手順

1、データを定期的に取得するレポートの作成

定期的に記録したいオブジェクトの項目を設定したレポートを作成する

2、取得したデータを格納するカスタムオブジェクトとカスタム項目の作成

ソースレポートに合わせてカスタムオブジェクトとカスタム項目を作成する

3、レポート作成スナップショットの設定

①実行ユーザを選択する
どのユーザ権限でスナップショットを実行するかを決める

②対象のソースレポートを選択する

③データを格納するカスタムオブジェクトを選択する

④ソースレポートとカスタムオブジェクトの項目をマッピングする

⑤記録するスケジュールを設定する
取得頻度、開始日・終了日を選択する

補足

レポート作成スナップショットが実行されると、最大 2,000 件の新規レコードがカスタムオブジェクトに追加される。
新規レコード数が 2000 件を超えるとエラーとなりレコードは追加されない。